新入社員向けの生産技術セミナー
CAD/CAM 基礎講座
第一講座は「2次元から三次元CAD/CAMへ移行」をテーマにJBM(ジェービーエム) 様をお招きし、新入社員ための初級編、3次元CAD/マスターCAMについて学びました。
JBM様は、業界トップシェアのCAD/CAMシステムを誇り、2016年には4年連続とな る世界売上げトップを達成しているメーカーです。今回は、CAD/CAMについて分かり やすくご説明して頂きました。
前半は、そもそもCADとは? CAMとは? という基礎となるシステムを新入社員様向 けに分かり易い説明を頂き、どのような場面で使用するものなのか、そして加工する までの工程などをご説明して頂きました。
後半では、実際にCAD/CAMを使用した場合の工作機械の動きや加工対象物の切削状 況をパソコン画面を用いて詳しく説明して頂きました。 そして最後にCAD/CAMシステムを導入した場合の効率化について説明して頂きました。
機械製図の基礎
第二講座では「機械製図の基礎」と題しテクノアカデミー郡山様をお招きし、機械製図の基礎、図面の書き方と注意点について学びました。
前半は製図の目的とは、「設計の意図を製造工程へ確実に伝える」 「技術情報の伝 達」 「伝わらなければ意味がない」の以上3点の教えをもとに、図面と図の違いや図 面の具備要件、基本投影図の描き方など、基本的な部分をご説明して頂きました。
後半では、実際に図面を描く際に使用する記号の種類と表記方法、寸法記入方法、公差指示についてテキストと参考図面を基にご説明して頂きました。また描く際の注意点についてもご説明して頂きました。
そして最後に新JISとISOの表記の違いや新JISに対応した表記方法についても分かりやすくご説明して頂きました。
ご参加者様アンケート
●第一講座ご参加者様
3DのCAD/CAMでプログラム作成だけでなく加工の効率化も提案できるのがいいと思いました。
●第二講座ご参加者様
設計図面を描く際に基礎部分での指摘を受ける事が多々あるので、そういった指摘を減らす事に活かいたい。 現場職なので、製図に関する基礎や書き方など今後に活かせる内容でした。